英検のおかげで、翻訳助手や英語講師のお仕事に

私が転職に役立ったと思うのは英語検定、いわゆる英検です。 現在のところ、私は英検準1級を取得しています。 学生時代に英検2級を取得して以来、勉強こそ続けていたものの、実は英検準1級を取ったのはその十年以上も後で、子育てが一段落してからでした。

たまたま、知り合いのつてで英文和訳の助手を探しているという話があり、「持っている資格は、英検2級なのですが…」と言ったところ、 「それほど難しいものではないから、2級でもいいですよ」と言われて仕事をいただきました。 でも、やはり英語の仕事をするのに2級では物足りない…と思い、それから準1級の取得をめざして、勉強にも力を入れました。

勉強は主に、インターネット上の英語学習サイトを使いました。 クイズ形式の単語学習、リスニング・ディクテーションを行うことができるサイトです。 そのサイトでは学習時間の履歴を残すことができるので、毎日必ず一定時間を勉強のノルマと決め、欠かさずやりました。 その他に、準1級用の教本を書店で買い、こつこつと単語を学び、長文問題にも取り組みました。 また英会話の講座も、地域で催されていた講座に申しこみ、週に1回のペースで通ったほか、NHKテレビ・ラジオの英語講座も、時間が許す限り視聴しました。 その成果か、幸い英検準1級の試験は1次・2次とも一発合格でした。 試験の費用も、何度も受けるとなればけして安くはないので、一度で合格できたのはラッキーでした。

その英文和訳の助手は、数年にわたって続けました。 良い仕事だったのですが、家庭の事情でいったん仕事を辞めざるを得なくなりました。 その後、仕事を再開できるようになった頃、住んでいる街で小学校英語の非常勤講師を募集していると聞きました。 そちらに応募したところ、すぐにお仕事をいただくことができました。 そちらのほうでも、英検準1級保持者ということで信頼をいただくことができたと思います。 非常勤講師として、その後数年にわたって継続してお仕事をしました。 小学校での授業のお仕事は、多くの子どもたちと触れ合えてとても楽しかったです。 子育て経験があったことも、子ども相手のお仕事としてはよかったかもしれません。

そして、その後は民間の学習塾で、「英語講師を探しているのでお願いできませんか?」というオファーがあり、引き受けることにしました。 小学校の講師をしていたことからオファーがあったようで、必ずしも英検資格は必須ではありませんでしたが、 やはり英検準1級、といえば、安心していただけました。 私はTOEICでもAランクのスコアがありましたので、その点でも有利だったと思います。 塾では、現在は中学生と小学生の生徒を教えています。

自分としては、翻訳の仕事も捨てがたく、機会があればまた始めたいと思っていますが、 翻訳をするとなればは準1級だけでなく、やはり少なくとも1級を持っておきたいという気持ちがあります。 そのため、今は英検1級に向けての勉強もしています。 英検1級は、準1級よりも単語のレベルが非常に難しく感じます。 長文問題・英作文の要求レベルも高く、苦労しています。 ですが、勉強をすることでさらに知識が深まり、塾での子どもたちへの指導にも深みが出ていると思います。

最近は英語の資格というとTOEIC全盛の感があり、とくにビジネスではTOEIC重視のようですが、 英検の勉強は「読む・聞く・話す・書く」の4つの技能をすべて強化する必要があるので、総合的な力がつくと思います。 一度合格してしまえば履歴書にもずっと書くことができますので、学生さんの場合は就職活動にも有利ではないでしょうか。 勉強しておいて、けして損はないと思います。