宅地建物取引主任者で不動産屋に転職

私が転職時に役立った資格といえば宅地建物取引主任者です。 今現在の勤務先になるのですが、私自身は不動産会社で事務の仕事をしています。 不動産会社にとって宅地建物取引主任者というのは、いなくてはいけない必置資格であり、この資格を持った登録者がいなければ商売自体できません。

しかしながら、この資格は合格率が約20%で、営業職は業界的に忙しくなかなか合格しません。 そこで、この資格は不動産業界において仕事をする上で非常に重要な資格であり、資格手当てもつくお得な資格です。

この資格を取ろうと思えば基本的にはいわゆる資格の学校に通うことをお勧めします。 なぜなら、不動産業界というものは、なじみがあるようで全くなじみのない世界だからです。 まず用語からして何を言っているか分からないので、それをわかる必要があります。

ただ、それが金銭的事情や時間的事情で無理な場合にも手段はあります。 それは、各資格の学校から出ているテキストを用意することです。 一冊あたり2000円ぐらいですので10000円もあればそろうでしょう。 また、過去問も用意します。 この試験は特に過去問を潰していくことで時間の短縮になります。

どういうことかというと、この試験は4択問題ですので、その4択のそれぞれのどこが間違っているのか、どうなっていたら正解なのかなどを過去問の肢を一つずつ舐めるように潰していくことで実力をつけていきます。 そこで行き詰ったときにはテキストの該当箇所を含めたその前後も読み、知識を定着させていきます。 またその時には、過去問集の解説部分にテキストの該当ページをメモしておき、いちいち探さなくてもいいようにしておかなくてはいけません。

私自身が使ったのはLECの「出る順宅建ウォーク問過去問題集」というもので、三冊セットになっており大体二十回は回したと思います。 また、先述したように不動産と言うのはなじみのない世界であり、なじみのない用語が山のように出てきます。 そうしたときは、インターネットで不動産用語を解説しているサイトなどがありますので、そこでわからない用語を確認し、意味が分からないままにしないように心がけないといけません。 そして、この試験もそうですが、法律系の資格には一種のコツがあります。 それは、法律を作った人間の意図を知れ、というものです。 つまり、その法律は何のために存在するのかということを考えれば、つじつまがあい、理解が早くなります。

また、本番でわからなくてもその思考をすることで、選択肢を絞っていくことができます。 大学などで法学を勉強していない人が苦労する民法などがコレに当たります。 民法の基本的な考え方は、正当なものに正当な権利を保障するというような考え方をしていると考えるとわかりやすいでしょう。 例えば債権債務関係などが分かりやすいかと思います。 お金を貸した人間がきちんと返済をされる必要があるのであり、借りた人間が返せないのに返済を求められてかわいそうなどという感情論は出てくる余地はありません。 そういった思想の趣旨を履き違えて選択した場合にはこの試験を含めて法律系の資格では合格は難しいでしょう。

また、宅建に限りませんが、法律には一定のローカルルールのようなものが存在しており、年数や距離などが類似しているものは多数あります。 こういったものを放っておく理由はありません。 そのルールを把握し、覚えておく必要があります。 そういった場合には表を作るのが役に立ちます。 人間は文章で覚えようとするよりも、記号や表のようなまとまりにすることで、覚えやすくなります。 以上のような方法をとれば、宅建に限らず難しい試験でなければ合格するのではないでしょうか。