診療報酬請求事務能力認定で条件の良い病院に採用

私が医療事務の職業に就くために最も役立ったなと思うのは「診療報酬請求事務能力認定試験」の資格です。この資格は合格する前から絶対に取得したいと思っていました。この資格はなかなか合格できない難易度の高い資格なので、絶対に役立つと確信があったからです。

私が就職したいと思ったのは県内でも有名な総合病院でした。条件もすごく良いところで電子カルテが導入していたので、残業もほとんどないと聞きました。他の病院の条件を見て見ると結構な頻度で残業があります。医療事務の仕事は月初めにレセプト点検の作業があるので、通常は夜遅くまで居残らないといけません。しかしこの病院は残業が本当に少なくて、その割に給料がとても良いのです。なんて魅力的な就職先なんだろうと思いました。

しかし条件が良い分、ライバルも多かったです。日を分けて3次試験まであり、尋常ではないくらい試験を受ける人が多かったです。おそらくこの資格がなかったら、二次試験辺りで落とされていたのではないでしょうか。それくらいに採用試験に来た人が多くてびっくりしました。こんなに多くのライバルがいるなんてさすがに予想外でした。一次試験の前の履歴書で落とされた人もいると聞いたときは、多いんだろうなと思っていましたが、受けに来たい人は予想以上に多かったです。ですからドキドキしながら試験に行きました。

一次試験の掴みはOKでした。二次試験もなんとか乗り切りました。二次試験は一時試験よりも緊張しましたが、しっかりと自分の意見を言えたので、良い印象を与えることができました。問題は三次試験です。

三次試験の面接は医師本人がお出ましになっており、大変緊迫した空気で面接が行われました。すでに人はどんどん減り、この時点で私を含み6人が残っていました。矢継ぎ早に質問をする医師に圧倒されて、少々どもりながらも頑張って質問に答えました。そんなときに助けになる質問がやってきました。それが資格についての質問です。私は実は一度この資格で不合格になりました。でもなにくそと言う気持ちでもう一度試験に臨んで二度目でやっと合格できたのです。その時の気持ちや頑張りを一生懸命伝えたことで、好感触を得ることができました。これは採用後に医師本人から「これが決め手だった」と教えてもらったので、確実です。資格を持っていたことに加えて、一度駄目だった資格を諦めないで自主的に試験を受けて頑張って取得した「やる気」を評価してくれたようです。この資格を諦めずに取得して良かったと思いました。

資格を持っていたことは、実際の仕事ではこれと言って役には立っていません。でもそのときに諦めないでチャレンジした気持ちは、仕事に大いに役立っていると思います。諦めないで最後までやり通す力を養えました。

この資格を取得するのは本当に大変でした。私は医療事務の学校に通っていたのですが、成績は正直言ってそれほど良くなかったです。どちらかというと後ろから数えた方が早いくらいで、勉強ができるタイプではありませんでした。そんな私だからこそ、この資格を取るまでは本当に努力をしました。一度の失敗からやり方が悪いと学んだので、調べ方などをいろいろと変えてみたりして、自分が一番やりやすい方法を探しました。

この資格を取得するために必要なのは調べる力と理解する力です。私は理解力はあっても調べる力が足りていませんでした。ですから毎日のように資料を調べる習慣をつけて、スピードを持って答えを導き出すようにしました。また引っかけ問題にかからないように問題集を何度も解きました。この練習が役立って、私はこの資格を取得できました。一回目でスムーズに合格できた友達に合格のコツをリサーチしたのも良かったと思います。私の力だけじゃ、きっと資格取得は無理だったでしょう。

このような努力の結果で合格できたと思っています。諦めずに努力をすることは学校で学んだことです。これからも努力する精神は常に持っていたいと思います。私が採用されたのはこの資格のおかげです。皆さんも諦めずに何度もチャレンジしてください。チャレンジしたことは絶対に無駄にはなりません。就職後にもきっと自分の力になると思います。