日商簿記2級の役立ち方と取得方法

これまで私は何度か転職を繰り返してきましたが、その中で役に立ったと思うのが資格取得です。特に役に立ったのは日商簿記2級でした。20代前半の社会人のときに取得したのですがその後あらゆる場面で活躍しています。

日商簿記2級を持っていてよかったと思った時は求人に応募する時です。主にハローワークで仕事探しをしましたが必要な資格として日商簿記2級を指定している企業が多かったです。もし2級を取得していなかったら応募できる企業の選択肢が狭められ転職活動はかなり難航したと思います。特に指定しているのは事務系の職種が多かったですが、営業系の資格でも必要としている場合がありさまざまな企業を検討する際に大きな力を発揮したと思います。またこの資格はビジネスに直接関連する資格であるので印象もよく、特段資格が応募条件でない企業でも面接の場では褒められることが多かったです。採用された会社は機会メーカーの営業系でしたが、その際やはり資格取得が高評価につながったらしくそれ以上に金銭管理に対して積極的な知識を身につけようとする姿勢も評価されたと後で直属の上司に聞かされました。採用後も金銭のかかわる業務で役に立ったと思います。どちらかといえば会計作業などは事務員が担当し営業である私は売掛金の回収などの業務が多かったのですが、簿記の知識があることで事務員との意思疎通がスムーズになり書類の作成などを迅速に進めることができたと感じています。その後も転職をすることになるのですが、資格そのものの価値と経営に関する知識を学ぶ姿勢という2つの点で簿記2級はあらゆる業界で高評価であったと思います。

取得方法は独学で主に勤務している仕事の就業後に自宅で学習しました。使用した問題集は2冊で、加えて過去問です。自宅では平日1時間程度学習し土日には3,4時間学習しました。簿記を学習する上で難しかったのは普段は目にしない言葉が多かったことです。「減価償却費」や「のれん」などの科目名を見たとき何のことかさっぱりわからずネットなどで調べたほどでした。またそれまで学生時代に取得してきた語学系の資格とは異なりただ暗記すれば良いというのではなく適切に勘定科目を使い分け正確な計算も行わなければならないという独自の様式に悩まされました。基本的な知識が足りていないと痛感しました。最初使用した問題集はネット通販で評価の高いものでしたが、自分には合わなかったのかあまりよく覚えられませんでした。試験1ヶ月前に過去問をやってみたのですが、そこであまりの不勉強に愕然とし急いで別の問題集を購入してみっちり勉強しました。この判断がよかったのか試験は無事1回で合格することができました。このときの経験から日商簿記のみならず資格の学習では自分にあったテキストや問題集選びが大切であると考えています。問題集などをネットなどの口コミではなく実際に手にとって見てから使用していれば試験直前に慌てて勉強することもなかったと後悔しています。また私は4級や3級などを取得せずいきなり2級から挑戦しましたが、大学生のときなど時間があるときに少しでも簿記の考え方に触れていれば2級であそこまで苦労することがなかったと思っています。

自分が日商簿記2級を取得しようと思ったのはビジネスで必要とされていると雑誌などで読んだことと就職で有利だからという理由からでした。実際その通りで企業の金銭管理の場で使われている簿記の知識を知ることは仕事を円滑に進めていく上でも役に立ち、転職の際企業側からの評価も良かったです。簿記をまったく知らない身でしたが、3級ではなく2級の取得を目指したこともすぐにこの資格を生かせることになりました。